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★★U3851 クロス・ドメイン・アナライザ ★★
U3851は、アドバンテスト(Advantest)が開発した周波数範囲 9kHz 〜 8GHz の「クロス・ドメイン・アナライザ(XDA)」です。単体の測定器として世界で初めて「2つの系統の信号を位相同期させながら、位相差や振幅を同時に並列測定・解析できる」という革新的な機能を備えた2チャネル・スペクトラム・アナライザ(シグナル・アナライザ)です。
主な特徴と機能
- 2チャネル同時並列測定:独立した2系統のRF入力チャネルを搭載しています。両チャネル間が完全に同期しているため、送信信号と反射信号といった2つの電波の「位相差」を直接モニタリング・測定できます。
- クロス・ドメイン解析:スペクトラム解析(周波数ドメイン)だけでなく、ベクトル信号解析(時間・変調ドメイン)を組み合わせた高度なクロス・ドメイン測定が可能です。
- 作業効率の大幅な向上:従来は複数の測定器を組み合わせたり複雑な同期システムを組む必要があった位相・振幅測定を、本機1台で完結させられます。
基本仕様
- 周波数範囲:9 kHz 〜 8 GHz
- 分解能帯域幅(RBW):100 Hz 〜 3 MHz
- 最大入力レベル:+30 dBm(プリアンプOFF時)
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主な用途
- 電波の反射や干渉が問題となる通信機器の開発・評価
- SAW/BAWデバイスなどの電子部品における非線形応答の複素振幅・位相差測定
- アンテナの評価や、高度な高周波(RF)回路の同期・特性解析
製品の特徴
クロス・ドメイン・アナライザ「U3800シリーズ」は、単体の測定器としては世界で初めて、2系統の信号の位相差を同期測定することができます。電波の反射などによって生じるマルチパス(*3)成分の時間差や、電子部品から発するノイズの電界輻射と磁界輻射など、EMI対策に必要な測定が簡単に行えるようになります。
また、2系統の信号を比較分析するため、新たに「X math(クロス・マス)機能」が加わりました。この機能は、2系統の信号の波形を1つの座標平面上に重ね合わせて表示します。信号間の位相差などが一目でわかり、測定効率が著しく向上します。
「U3800シリーズ」では、測定帯域や価格の異なる3品種があり、さまざまな測定ニーズに対応します。

*1: 2系統の信号の時間と振幅、周波数、位相を自由に選択し、測定、比較できる測定器。
Cross Domain Analyzer TM は、株式会社アドバンテストの商標。
*2: Electro Magnetic Interference の略(電磁干渉)。電子機器から発した電波や電磁波ノイズが他の電子機器や人体などに影響を与えることを指す。
*3: 携帯電話やテレビなどにおいて、端末が複数の経路から同じ電波を受信してしまうこと。主に高層ビルなどで電波が反射、回析することにより引き起こされる。
★内蔵リチウムボタン電池交換済 2026.7.27
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